退職願い(辞表)の書き方トップ > 病気での退職について

病気での退職について

病気で会社に行けなくなった場合や、また、業務に支障が出たことが原因で退職しなくてはならないときは、まず直属の上司へ報告することが重要です。そして、よく検討しなくてはならないのが、離職後の状況を考えることなのです。

雇用保険法では、「働く意志と能力がある」ことを失業給付の支給要件としているため、病気やケガのために働く事ができなくなったり、退職後も静養したりする場合には、その条件を満たせなくなるので基本手当は支給されません。

そこで、会社との相談において、自分の都合で退職するのであっても、辞めさせられるような形で退職できて、雇用保険の給付が受けられるようにしてもらうなどといった、交渉も必要でしょう。


また、退職した翌日からの健康保険の加入についても考えておかなくてはなりません。


国民健康保険に加入するのであれば、退職後14日以内に、区市町村の健康保険を扱う窓口へ行きます
任意継続被保険者に加入するためには退職後20日以内に社会保険事務所での手続きを済ませなければなりません。

病気が原因で退職の場合は、この健康保険の事務的な手続きは、とても重要なことです。WEB上のハローワークの情報も、詳しく調べておくべきです。