定年延長
定年延長とは、「高年齢者雇用安定法」が改正されたことを言います。
高年齢者雇用安定法の改正は、少子高齢化を見据えて少なくとも年金支給開始年齢まで働く意欲のある人が働き続けられるようにするため、65歳までの雇用機会を確保していこうとする改正になっています。
この改正の内容として、65才未満の定年を定めている企業には、
◆65歳までの定年の延長、
◆継続雇用の導入
◆定年を決めることを廃止する
の3つの内いずれかを企業の特性に応じて選択し、高年齢者の安定的な雇用の確保をするように定めました。
この高年齢者の雇用確保策としては、2013年までに段階的に引き上げることが許容されていますが違反しても罰則はありません。